病院のご案内

胃がんの治療成績

 1984年から1995年までの12年間に坪井病院の外科で手術を行った胃がんの症例は、928例でした。

 この全症例を5年以上追跡した結果を発表します。(追跡率98%)

胃がん手術例の年齢 胃がん手術症例の病期

手術方法と症例数
(上図の再建方法は代表的なものを挙げましたが、がんの部位や進行状態によって、別の術式になることがあります。)


病期別の5年生存率 壁深達度別の5年生存率

他施設の病期別5年生存率との比較 他の施設と坪井病院の治療成績を比較してみると、2期および3a期で新潟県立がんセンターの成績がわずかに良いようですが、他の病期では有意差がなく、胃癌学会の全国登録症例(1991年)との比較でも、ほとんど差がありませんでした。


 以上、坪井病院での胃がんの手術成績を述べてきましたが、早期に発見して、早く手術を受けることが、どれほど大切かをご理解頂けたと思います。
 胃の痛み、胃もたれなどの症状が出てからでは遅い場合が少なくありません。
 胃がんで命を落とさないためには、何も症状のない時に検診を受けることが良い方法です。
 毎年、必ず検診を受けるよう心掛けてください。


文責 :
湖山信篤、山下直行
参考文献 :
胃癌術後イレウスと合成吸収性癒着防止材。湖山信篤、吉田初雄、山下直行、他外科治療。89:4,481-484,2003