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呼吸器内科のご紹介

理事長
坪井 永保

 呼吸器内科科が診療を担当するのは呼吸器系(肺、気管支、胸膜)の病気です。
 呼吸器外科と連携し肺がんの外科治療を行うことはもちろん、化学療法では分子標的薬を中心にした個別化治療を、放射線科と連携して放射線治療を行っております。特に化学療法では副院長の安藤真弘医師が日本臨床腫瘍学会暫定指導医・日本がん治療認定医機構暫定教育医であり、豊富な抗がん剤の知識とともに多施設共同研究にも参加しており、最新の肺がん治療を行っております。
 またがん以外の慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、気管支喘息、肺結核後遺症などの疾患の診断・治療や慢性呼吸不全、呼吸リハビリテーション、睡眠時無呼吸症候群の診療にも力を注いでおり、呼吸器内科のスタッフは常時5名が勤務しております。
 平成21年度の病院の全入院患者数は3800人で、平均在院日数は14.08日でした。
 当院では、豊富な知識と経験を誇る内科、外科、婦人科、放射線科の各医療チームが協力しあってがんの診断・治療にあたっています。平成20年度の外科手術症例数は、肺がん40例、胃がん58例、大腸がん87例、食道がん8例、乳がん37例、子宮がん82例、卵巣がん28例などでした。
 平成21年度の呼吸器疾患の内訳は肺癌389例、肺炎46例、間質性肺炎20例、COPD15例などであり、呼吸器内科への全入院患者数は684名でした。
 化学療法は、積極的に遺伝子解析を用いた分子標的薬を用いた個別化治療を行っており、外来化学療法患者数も、常時約100例が施行しておりQOLの向上に役立っています。
 慢性閉塞性肺疾患の症例については、吸入製剤、内服薬と呼吸リハビリテーションを併用する治療を行っています。
 睡眠時無呼吸症候群については外来で簡易検査(スリープテスト)、入院でポリソムノグラフィーを行い、確信例にはCPAPによる治療を行っています。現在のCPAP使用者数は約170名です。