来院される方へ

放射線科の紹介

1.挨拶

放射線科部長
岡崎 篤

 当院は40年も前に国立がんセンターの郡山版として創設されただけありまして、当時としてはがん診療に関する設備に巨費が投じられました。
 画像診断ではCT・MRI・ガンマカメラ(アイソトープを利用した検査装置)が導入され、治療設備では密封小線源治療装置・コバルト遠隔治療装置に続き高エネルギーX線治療装置へと更新されて現在に至っております。しかしながら放射線科の診療は長年にわたり非常勤医師に委ねざるを得ない状況が続いておりました。特に放射線治療専門医の招聘においては、全国的に専門医が大幅に不足しているという日本の事情もありました。漸くですが2015年4月から放射線治療専門医一人が常勤として赴任いたしました。日本放射線腫瘍学会のデータによりますと、2017年9月時点で福島県には16名(内5名は福島県立医大)の放射線治療専門医が登録されております。長い間、専門医が特に不足している地域と言われておりましたが、全国47都道府県中17番目までに増加してきました。
 悪性腫瘍の放射線治療では、高エネルギー放射線治療装置1台あれば多くの悪性腫瘍を征圧させることは可能です。患者さんとしっかり対峙するという原点に立ち返り、画像所見や病理組織所見を理解すること・問診と理学的所見を含めてよく診察すること、今更ですが実践するようにしております。
 がん細胞/がん組織の中には、放射線(X線)に抵抗を示す(一般的に効きにくい)と言われるものもありますが、照射野の設定・時間的線量配分を工夫すること等でかなりは対応できます。諦めないで工夫をすることだと思われます。
 今、各種がんに関して診療ガイドラインが出版されています。診療のベースとしては宜しいのですが、実際には目の前の患者さんの診療にぴったりとは言えません。ガイドラインに照らして、もうできる治療法はありませんと言うことだけはやめたいものです。がんの診療でも「諦めないこと」が、がん患者さんを生還させる道と信じます。
 “セカンド・オピニオン”を含めて“がん何でも相談”にも力を注いでおります。


2.スタッフ紹介

岡崎 篤 常勤(放射線科部長) 放射線治療専門医
核医学診断専門医
鈴木 義行 非常勤 放射線治療専門医
浦部 真平 非常勤 放射線治療専門医
日野 圭子 非常勤 画像診断専門医
安井 大祐 非常勤 画像診断専門医
原 孝光 非常勤 医学物理士

3.外来当番表

午前 岡崎篤 岡崎篤   岡崎篤 岡崎篤 浦部真平
午後 がん相談   がん相談 休診
岡崎篤 岡崎篤   岡崎篤 岡崎篤

4.放射線腫瘍医によるがん相談について

 当科のがん相談では沢山のがん診療経験を有する放射線腫瘍医が対応いたします。
 そこではがんの進行度に応じた標準的治療方針を確認するとともに、内容を分かり易く説明させて頂きます。
 その上で、次のステップに向けたプラスαのご助言ができるよう努めております。
がん相談について


5.悪性腫瘍(がん)の放射線治療に関するご案内

悪性腫瘍の放射線治療について〜放射線を知る・がんを知る〜


6.画像診断について

 CT2台、MRI 1台、他に一般撮影装置・X線TV装置が主なものです。
 放射線診断専門医の常勤が確保されおりませんで、CTとMRIの読影は複数の非常勤医師にお願いしております。常勤医師を募集しております。


7.核医学診療について

 ガンマカメラ1台で対応しています。
 PET/CT検査が容易にできる環境にはありませんので、がん患者さんで骨転移の有無評価を中心に活用しております。読影は、核医学診断専門医が全て読影を行っております。近い将来、ガンマカメラ更新時にはPET/CTの導入を考えております。